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  • 執筆者の写真DURO

2020 French F4 Championship 第7⼤会(最終戦)結果

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2020年11月20日~22日の3日間にわたり、フランスのCircuit Paul Ricard Shortにて「2020 French F4 Championship 第7大会」が開催されました。


その結果を岩佐歩夢選手より頂きましたので、一部抜粋して、ご報告いたします。


【予選】

この予選は僕にとって新たな発⾒に繋がりました。

それは、⾼速コーナーの進⼊のブレーキングでは、ブレーキングポイントが少し⼿前になっても緩いブレーキを⻑くかけることでマシンの安定とコントロール幅が広がるということです。また、ニュータイヤの時には横⽅向にかかる⼒も変わり、スピードが⾷われてしまわないようにできるとも考えました。そこで、そのような⾛らせ⽅を予選でトライした結果、とてもマシンの動きが安定して攻めることができました。⾃分のドライビングの幅がさらに広がった予選でした。


【レース1】

スタートはうまく決まり後続を引き離して1コーナーに⼊っていくことができました。しかしターン4(シケイン)の⽴ち上がりでは後続が迫っていたので、引き離すためにもプッシュすることにしました。ですが、ターン 6(⻑い右コーナー)でディフェンスラインを取ろうとしましたが、まだタイヤのグリップがなく少し⾏き過ぎてしまったところを⼊られて抜かれてしまいました。レース中盤からはトップの選⼿のペースが落ちてミスも⽬⽴ち始めたのに対し、⾃分のペースは安定していた事によって真後ろまで追いつきましたが、最後 まで抜き切ることができずに終わってしまいました。


【レース2】

スタートはかなり決まり、1 台はストレートでパスできたのですが、1コーナーではショートカットなのでコース幅が狭く⼤きく順位を上げることはできませんでした。その後は1 台ずつオーバーテイクして⾏っていたのですが、ショートコースになった事によって左右のタイヤの消耗差が出てきてしまい、右コーナーはアンダーステア、左コーナーはオーバーステアになっていました。レース終了後マシンの異常ではなく、タイヤだと分かりました。レース2では⼤きな学びを得たレースとなりました。


【レース3】

レース3ではマシンバランスとタイヤの消耗具合から、左右のタイヤをスワップして挑みました。スタートはまずまず決めて1コーナーをトップで通過する事ができました。そこからはプッシュして引き離しにかかりましたが、2周⽬の1コーナーでアウトから抜かれてしまいました。ですが、その周の最終コーナー⼿前で抜き返す事ができました。その後は後続を引き離して勝つ事ができましたが、課題がはっきりと⾒えた1セッションにもなりました。


結果は、予選2位、決勝1位と良い結果だった反面、反省点として、濡れた路面上での走らせ方やラインの見極めが重要だと感じました。


【最後に】

今⼤会も応援ありがとうございました。今⼤会で今シーズンのレースは全て終了となりました。この1年ヨーロッパでレースができ本当に沢⼭の経験を積む事ができました。 このような経験をすることができ、結果を出す事ができたのも応援してくださった⽅々のおかげだと感じております。本当にありがとうございました。ここからはまた気持ちを引き締めて来季に向けて様々な準備をしていきたいと思います。今後ともよろしくお願い致します。



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